私の運命を変えた映画・その2『ミツバチの羽音と地球の回転』②

気がついたら出馬の話を受けていた

集会にかけつけてくださった鎌仲ひとみさんから激励をうける6/22
集会にかけつけてくださった鎌仲ひとみさんから激励をうける6/22
『ミツバチの羽音と地球の回転』の映画の中で一番心を打たれたのは、島のおじちゃん、おばちゃんが毎日、建設予定地に出かけては体を張って埋め立てを阻止している場面です。

そしてこの運動の代表の山戸さんが言っていた言葉「自分たちだけでこの建設を中止させることはできない。自分たちの役割は少しでも工事を引き延ばし、そのうちに世論が建設中止のために動いてくれるのを待っているんだ」というところです。

世論を作るのは自分たち。まさに自分の問題でした。またしても「自分が動かなければ」という気持ちでいっぱいになっていた、次の日。

6月5日に、生活者ネットワークから区議の補欠選挙に出てほしい、という話をいただいたのです。これは以前にもいただいていて自分には無理だとお断りした話だったのですが、このときは「区議に挑戦する」ということが直接的ではないけれど祝島の人たちを助けることにつながっていると思い、気がつくとその場で話をお受けしていました。

6月22日の集会に特別ゲストとして駆けつけてくださった鎌仲ひとみ監督は、この映画制作にまつわるエピソードとしてこんな話をされました。

「再生可能エネルギーを日本に定着させようと何十年もやってきた飯田哲也さんに『日本のエネルギー政策はどうして変わらないんですか?』と聞いたときの飯田さんの答えは『日本は政治をやっている人たちの頭が固くて、考えを変えようとしないから』というものでした。スウェーデンに行ってみてわかったのは、小さなところから変えていくことが大事だということ。日本でそれができるのはたぶん女性です。たくさんの小さなミツバチがぶんぶん羽音を立てて脳を刺激するうちに固い頭に影響を与え、やがて地球の回転を変えていくように、社会を変える力になるんだと思います。」

私はミツバチになろう、と思いました。鎌仲監督の映画が、またしても私を未知の世界に導いてくれることになりました。