本年もよろしくお願いします

ワークショップに参加して自分とじっくり向き合いました

2011年は多くの方にとって激動の年であったと思います。
震災で家族を亡くされた方、家を失った方、原発事故で故郷を離れることになった方のことを思うと年賀状が書けませんでした。

私にとっても震災と福島原発事故の衝撃、統一地方選挙で議員になったこと、恩師と思っていた先輩の死、多くの友人が離れた地に移住したことなど、忘れることのできない年になりました。そんな中で、新人議員として議会活動や放射能の勉強や計測、脱原発のための活動などに、今やるしかないという気持ちで取り組んだ1年でした。

年末は自分をリセットするため、これまでメルマガでいつも元気をもらっていた「てんつくマンのワークショップ」に参加しました。ワークショップに行く前に、どんなことをするのかと聞かれたけれどうまく説明できませんでした。帰ってきた今も客観的な説明はできません。

私がそこで得たものは、今の自分の気持ちとじっくり向き合う時間、その場を共有した人たちからのたくさんの愛でした。
子どもと向き合う時間が少なくなったこと、勉強しなければならないことが多くていつも時間に追われていること、議会という場所になかなかなじめなかったこと、議員とは公でなければならないという自分の作ったステレオタイプなイメージで自分を追い詰めていたことに気づき、先ずはその状況を認め自分を受け入れようと思いました。そして、今後も自分と向き合うためのたくさんの課題を受け取り帰ってきました。

年末年始の長い時間私を快くワークショップに参加させてくれた家族をはじめ回りの人たちに心から感謝しています。そして今一番の目標、原発都民投票実現のための直接請求を成功させるため、2月9日まで元気に署名活動に取り組みます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。