祝! 原発稼動ゼロ

気を引き締めて脱原発の道を進もう!

5月5日北海道電力泊原発3号機が定期検査のため発電を停止し、日本にある50基の原発がすべて止まりました。
未来の象徴である子ども、そのお祝いの日に原発がゼロになる1歩を踏み出せたことは何と嬉しいことでしょう!
まずはこれを喜びたいと思います。

5月6日には脱原発杉並主宰の「祝!原発ゼロパレード」に参加しました。
パレード出発前の集会もスピーチの場所には紅白幕が張られ最初に登壇した「素人の乱」の松本哉(はじめ)さんは紋付袴姿、作家の雨宮処凛(かりん)さんもウエディングドレスでお祝いムードに溢れていました。私は原発都民投票の仲間達と旗を持って参加し、これからの都民投票のイベント予定のチラシを配りつつ、蚕糸の森公園から高円寺駅までを歩きました。途中バケツをひっくり返したような大きな雹混じりの雨にあい、ずぶ濡れになりましたが、それでもプロの方達が奏でる音楽や、ベリーダンスの艶やかな女性達が踊るのと一緒に歩く楽しさは最高の気分でした。パレードの終着点となった高円寺駅の北口広場には街宣車が用意されていて、福島瑞穂さんや脱原発を目指す8人の杉並区議と共に初めて高い舞台に上がってお祝いの挨拶をしました。

でも、原発ゼロをこのまま続けるためにはここで気を引き締めることが必要です。
さまざまな市民活動のリーダーとして尊敬している田中優さんがこちらで原発ゼロの状態を維持していくために必要な情報の発信をしています。

3.11直後に東電は必要のない計画停電をして原発がなければ電気が足りないということをアピールしました。でも、その後原発がすべて止まっても電気は足りていることがわかり、計画停電は脅しだったことが明らかになりました。大飯原発の再稼動がかなわない今、枝野経産大臣が関西で夏の計画停電が必要だと言い出しました。それも脅しであり、原発がなくても電気を足りさせる方法はあるということをしっかり理解し、だまされないようにすることが必要です。田中優さんのこの発信を多くの人がインターネットで拡散してくれていることに希望を感じます。

今年の夏を原発なしで乗り切って、原発はもう必要ないということを証明すれば原発ゼロの道はグッと近くなります。それを目指してともに頑張りましょう!