尾道で母子避難している方達と過ごした1日

2012年8月27日 22時31分 | カテゴリー: 活動報告

友人が3.11を機に広島の大崎上島に移住しました。その後、選挙期間中には息子を預かってもらったり、夫と息子が滞在させてもらったり、我が家にとっては故郷のような場所になりました。今回は家族でそこに行ってきました。こちらに書きました。

 滞在期間中に、尾道で放射能の影響を心配して避難・保養している母子を支援している方達が、ゲストハウスを貸し切ってバーベキューと酵素ジュース作りのイベントを開いてくれるというので、一緒に参加しました。

福島からの母子がほとんどかと思って参加しましたが、福島から来ている方は無く、ほとんどが東京、神奈川、埼玉から避難してきている方達でした。偶然杉並区から移住した知り合いに再会して、世界は狭いと驚きました。夏休みを利用しての保養の方もいれば、もう移住している方もいました。

 すでに移住した人達は子どもの給食について放射能の心配をして活動を始めていました。地元の教育関係者や母親たちの危機感は関東と違って薄く、給食の放射能検査もされておらず、自主的に計った方が原木シイタケからセシウム380ベクレルを検出したそうです。私が杉並区で給食の放射線計測を求めて活動したことなどから、杉並区の話を聞きたいということになり、急きょ意見交換の場が持たれました。

 広島では食品の心配はそんなにないだろうと思っていましたが、シイタケを栽培するのに福島産のほだ木を使っていたそうです。すでに給食食材の計測を求めて請願署名を集めていたり、議会に働きかけたりしているそうで、杉並でどういう活動があってゲルマニウム半導体検出器を購入することになったかなどをお話しました。

 酵素ジュース作りは季節の夏野菜5kgに砂糖5,5kgを使って仕込みをしました。無農薬で作られた元気なトマト、きゅうり、かぼちゃ、ピーマンや果物等々を細かく刻んで大きな樽に白砂糖と混ぜながら漬け込んでいきます。毎日混ぜて夏だと5日ぐらいで発酵してくるそうです。それをザルで漉したら酵素ジュースの出来上がり。残りかすはお風呂にいれて酵素風呂にしたり、お菓子に使ってもよいとのこと。講師をして下さったゲストハウスのママは数年前に癌を患ったのを機に酵素ジュースを始めたそうで、そのお陰かお肌はすべすべでとても元気そうです。放射能の解毒にもいいということで、教えてもらうお母さんたちは真剣そのもの。私もぜひ作りたいと思ってたくさんメモをとってきました。

 原発から遠く離れた尾道で、福島や関東からの避難者を受け入れてくれる人達がいることをとても心強く感じた1日でした。