都知事選は宇都宮けんじさんを支持します!

集会で会場からの質問に答える宇都宮けんじさん

東京・生活者ネットワークでは都知事選に対する方針について協議が持たれ、11月20日、「脱原発」を政策に掲げる宇都宮けんじさんを支持することが決まりました。

 [3・11]に東日本大震災が起き、当時日弁連の会長だった宇都宮さんは福島をはじめとする被災者支援に取り組んでこられました。弁護士としては徹底して弱者救済に取り組み、多重債務者の救済では国を動かし、「反貧困ネットワーク」の代表、「年越し派遣村」の村長などもされた方です。

 11月20日、杉並の勝手連「人にやさしい東京をつくる会・杉並」がひらいた集会に参加しました。会場となった阿佐ヶ谷の産業商工会館3階ホールからは人が溢れ、宇都宮さんは壇上で参加者からの質問にひとつひとつ丁寧に答えていました。

 宇都宮さんのことば「東京から恒久平和を」「憲法9条、25条の遵守」「少数者の人権が守られることが指標」などはどれも大きくうなずけるものばかりでした。

特に石原都政下での教育現場は「日の丸・君が代」を強要され、これに反した教師が処分され、圧力を受けてきました。それに対して、教師がのびのびできない学校では子どもものびのびできない。一番の被害者は子どもである。ひとりひとりが尊重され、例え人と違っても自分の考えをどうどうと話せる子どもを育てることが本当の民主主義の教育だ、と力強く話されたのが強く印象に残りました。

 脱原発を掲げ、平和と人権、自治、民主主義、男女の平等、福祉・環境を大切にする宇都宮さんが都知事になったら都政が大きく転換し、無用な大規模開発である外環道や八ツ場ダムの建設が再考され(宇都宮さんは住民の意見を聞いて再考すると返答)、教育現場の息苦しさが解消されると思うだけでワクワクします。その実現に向けて私も志を同じくする人と協力し精一杯応援します!