4歳ころから、当たり前にしたい性の話

紹介していただいた絵本たち

 お産とおっぱいおしゃべり会が主催した「性教育 はじめのい~っぽ」に参加しました。講師は麻の実助産所の助産師土屋麻由美さんです。自分のお子さんに問われて説明していた性の話を、聞きたいというお母さんがたくさんいて講座をするようになったとのこと。

 私が小学生のころは泊りがけの移動教室に行く前に女子だけが部屋に集められ、生理を学ぶ映像を観せられた記憶があります。2000年からは性教育が学習指導要領にものって学校の授業で始まりましたが、大学の教育課程では性教育は習わないので、熱心に勉強や工夫を重ねすばらしい性教育をする先生もいれば、調べ学習の宿題だけ出して終らせている先生もいるというのが学校の現状だそうです。

 親が性のことを話さなくちゃと思う年齢は10歳を過ぎた頃でしょうか。でもすでにその頃になると子どもも知識を持ち始めていて、エッチな話として逃げてしまったり、急に話されてもとまどってしまいます。4歳を過ぎてお話が素直に聞けるようになる小さなころから当たり前のこととして親が話をするのがやりやすいとのこと。

 いつ話すかは、子どもが聞いてきたタイミング。赤ちゃんはどこから生まれてくるの?という問いかけには「おしっことウンチが出てくる穴の間に赤ちゃんが通ってくるトンネルの出口があってそこからくるの。そのトンネルはお母さんのお腹の中にある赤ちゃんが育つ子宮というお部屋とつながっているの」とお話しすると子どもは自然に受け止めてくれるそう。

 オムツがはずれたころに性器に興味を持つのも自然なこと。いじるのをダメというのではなく、「大切なところだから人前でいじったり、他の人にさわらせるのはやめようね。ばい菌がつくとこまるから汚い手でさわらないよ。お風呂に入ったときはきれいに洗おうね」と自分を大切にできるように繰り返し教えることが大切。

 子どもが聞いてきたときに話をはぐらかしたり、うそをついてごまかしたり、否定したりすると子どもは聞いてはいけない話だと思って、興味があるから雑誌や友達から知識を得ようとして偏った情報にたよってしまう。正しい知識を小さいときから積み重ねるためには親が学ぶことが必要です。

 私もこれまで性教育を受けたことがなく、話が聞けてたいへんありがたかったです。いつも本当に役に立つ情報を届けてくれる“お産とおっぱいおしゃべり会”は赤ちゃんと一緒に参加できて、行くだけで元気にもなれるところです。