秘密保護法が成立してしまいました

阿佐ヶ谷駅前で、法案に反対する超党派の杉並区議会議員と

なぜ、そんなに法の成立を急ぐ必要があったのでしょうか。そして、根本的になぜこの法律が必要なのでしょうか。それは、権力者が国民の権利を制限するためです。

昨日までと今日からで、日本は大きく変わりました。歴史に残る悪法が成立する前と後という意味で。安倍政権を誕生させてしまったこと、参議院までを与党が過半数をしめる状況を許してしまったことが原因です。

同じく6日に、経産省ではエネルギー計画素案が示され、「原発が重要なベース電源」と明記され原発再稼動推進が掲げられました。許し難いことです。

しかし、目の前にいる子どもたちのことを考えると絶対にあきらめることはできません。5日に南アメリカのネルソン・マンデラ元大統領が亡くなりました。27年の獄中生活でもあきらめず、静かに自分と対話する時間を持って魂を磨き上げたのでしょう。アパルトヘイトで黒人の尊厳を踏みにじってきた白人を許し、その人種差別政策を撤廃させました。心から冥福を祈ります。

今のような日本の状況を作り出した責任を、改めて大ひと人一人が受け止める必要があると感じています。今日は私もあえて集会には参加せず、自分の生き方を問い直す日にしたいと思います。