かつての憲法違反の実例はナチス・ドイツ!?

2015年7月6日 12時03分 | カテゴリー: 活動報告

 杉並区議会の超党派議員有志が開いた緊急セミナー「違憲立法か?安保法制を徹底分析!」があり、日弁連憲法問題対策本部事務局長の川上詩朗先生の講演を聞 きました。憲法のプロの話はわかりやすく、質疑応答の時間には聞きたかったたくさんの質問に答えていただき、今自分たちがとるべき行動がよくわかりまし た。

生活者ネットワークの会合で緊急セミナーの参加を呼びかける 7/4

 今の安倍政権は憲法の枠を越えようとしている。かつて憲法の枠を越えた実例をあげるとナチスだと。当時ナチスは、民主的と言われたワイマール憲法の枠組みを超えてしまい、法が治める国家からヒトラーという人が治める国家になり、何が起こったかは世界中が知るところです。

憲法は国民の基本的人権を尊重し、それが侵されることが無いよう国家権力を制約するものというのが立憲主義の考え方。憲法9条では、自衛隊が海外に行くことはありえないこととして想定していない。それを無視し、無理矢理自衛隊を海外に派遣できるようにすることには、弁護士、学者、元自民党の国会議員や元内閣法制局長官等、多くの人たちが違憲だと言っている。これを数の力で強硬に決めようとする安倍政権はかなり特異な政権とのこと。

 会場からは、刑法に違反すれば裁かれるが、憲法違反は誰が裁くのかとの質問がありました。憲法違反を直接司法が裁くことはない。例えば自衛隊員が、この法案が通って、新たな規則ができたがそれに従わず、処分を受けるという具体的な事がでてくれば、そもそもこの規則は憲法に違反しているから、それに従わないという理由で処分を受けるのは不当ということを裁判で争うことができるとのこと。しかし、憲法違反を裁くのは私たち一人一人の国民といえるかもしれない。今この法案がおかしいということに声を上げ、地元の国会議員におかしいということを伝え、もし法案を通してしまったら、次の選挙でその人達を落選させ、あらたな政府にこの法を取り消すための法案を出させる。国民が行動することでそれができるとのこと。今の事態をきっかけに私たちは意識を変え、何があってもあきらめずに民主主義を守りたいと思います。

皆さん、当事者として一緒に行動しましょう!