私の活動の原点は、アジアからの留学生の支援活動です。現場にいた16年の間に、同じ意志を持つ者どうしで力を合わせて問題に取り組み、社会の制度を留学生に寄りそったものに変える体験をしました。

30代後半で経験した助産院での出産は、命を大切にするとはどういうことかを学び、小さな命と向き合うなかで青森県六ヶ所村の原発から出る使用済み核燃料の再処理工場の問題を知り、勉強会や活動を仲間のお母さんたちでするようになりました。

その後、杉並の福祉NPOでヘルパーとして障がい者、産後のお母さん、高齢者の方々のお宅を訪問しお手伝いする機会を得ました。私は、社会的に弱い立場にある人たちが大切にされる社会、環境を大切にする杉並区をみなさんとつくりたい。そのために活動したいと思います。