これにとどまらず、私は保育園に子どもを通わせている保護者の立場として、多くの保護者が心配している声を届けるために、署名とともに請願書提出を準備しています。
請願書の内容は以下のとおりです。
杉並区内の子どもの居場所の放射線量計測に関する請願
請願の主旨
子どもたちの健康、安全を守るために、先ずは子どもが多くの時間を過ごす保育園や幼稚園、子供園の砂場、小学校校庭、公園の放射線量を区が計測し、そのデータを公開してくださるようお願いいたします。
理由
福島第一原子力発電所の事故の収束の見通しは未だにたっていません。3月11日以降放射性物質が杉並区の地面にも降り注ぎ、それが堆積していると思われます。現在、東京の空気中の放射線量は平常値にもどっていますが、半減期が30年以上と長いセシウムに地面は汚染されていると考えます。
乳幼児をもつ者としては、砂場で顔や手を砂まみれにして遊ぶ子どもを見て、また土ぼこりの舞う校庭を走り回る子どもを見て本当に大丈夫なのかと心配する毎日を過ごしています。放射性物質を体内に取り込むことで起こる内部被爆は、成人に比べて幼い子どもほど大きな影響を受けることになります。
東京都が発表しているように数値を見てまったく問題ないということがわかれば、保護者は安心して子どもをそれぞれの場所に送り出すことができるのです。6月3日の提出を予定して、準備を進めています。同じ思いを持っている方は署名活動にぜひご協力ください。署名用紙はメールでお送りします。多くの保護者の切実な願いを区に届けたいと思います。周りの方、幼稚園などで呼びかけて署名を集めてくださるようお願いします。
問合せ先 杉並・生活者ネットワーク TEL 5377-5080
e-mail suginami@seikatsusha.net