2013 新年のご挨拶

新春一番に咲いたロウバイの花

3.11の震災から2年目の新年を迎えました。

原発事故で今もいつ故郷に帰れるかわからない方、子どもへの影響を心配しながら汚染された地域で暮らす方たちがいること忘れず、今後の社会をどう作っていくのか考えたいと思います。

 新たに誕生した自民党政権は国民が望まない原発の新増設や再稼動、憲法改定などを進めるような姿勢を示しています。選挙では国民の過半数が脱原発を望む民意が反映されていません。

 昨年は原発の是非を電力の最大消費地である東京都民が自分の責任として考えたいと、多くの市民が原発都民投票条例を求めて32万人の署名をもって直接請求を行いました。しかし、都議会では原発は国が決めることとして充分な質疑も行わないままにこれが否決されました。杉並区選出の都議も6人中5人がこれを否決したのです。

 選挙の結果を受けて、改めて大事な問題については民意を反映させるために住民投票をすることが大切だと思います。今、原発都民投票の活動をした仲間が中心になって東京都に常設型住民投票条例の設置を求める署名活動が展開され、私たちもこれに取り組んでいます。

それとともに今年7月に行われる都議会議員選挙では、市民の声を届けるために必ず小松久子さんを都政に送り出すための準備をすすめたいと思います。

 私自身は、息子が小学生になり、大きな社会問題となっているいじめのことが当事者としても大変気にかかります。今年は親の立場として、また区政に関わる者として、どうやって子どもたちひとりひとりが大切にされ、安心して育っていけるかを地域の方たちと共に考え、活動していきたいと思います。

 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。