身近な生活の中からいのちが大切にされる持続可能な社会をつくりたい
5年前まで、私は自分が議員になるなんて夢にも考えたことはありませんでした。そんな私が4年間区議会に身を置き、この間、多くの出会いがありました。たくさんの人たちに支えられ、教えられ、気づかされ、今の自分があると改めて思います。
子宮頸がんワクチン副反応の被害を受けた少女たちとご家族。発達障がいのお子さんを持ったお母さんたち。いまの政権に危機感を持ち、一緒に秘密保護法反対の活動をしてきた市民の皆さん、脱原発活動、子どもの放射能被害を心配するお母さんたちやさまざまな子どもの支援活動をしている人たち。
そして、自分の子どもの関係で出会う学校関係者やお母さんたち。子どもたち。またこれまで、生活者ネットワークに期待をし、応援してくださっている方たち。
その人たちの声は社会を映し出す鏡だと思います。その人たちに寄り添い、そこから課題を引き出して議会に届け、解決に向けて一緒に動く。このことに自分のできる限りの力を注いできたつもりです。
今、国政で、原発への回帰や平和・憲法がおびやかされ国民の声を無視した政策が進められていることに、大きな不安を感じています。子どもの6人に一人が相対的な貧困状態にあることも、このままでいいわけがなく、子どもたちにどんな社会を渡すのか、それを考え行動することが大人の責任だと思います。
食べ物の地産地消と同じくエネルギーも再生可能エネルギーの地産地消による暮らしの安心と安全、そして省エネを楽しんで、誰もが地域で大切にされていると実感できる支え合いの社会を、これまでに出会った皆さん、これから出会う皆さんと共につくっていきたいと思います。
広い視野で遠い未来を見据え、身近な生活の中からいのちが大切にされる持続可能な社会をつくることに取り組んでいきたいと思います。そのために、もう一度区政で活動させていただきたい。どうぞ皆さんのご支援をお願いいたします。