成人祝賀の集いに参加して

   地域協議会主催の新年交流会で 1/16

1月11日、杉並公会堂で行われた成人祝賀の集いに参加しました。晴れ着姿や袴姿の若者たちを目にし、懐かしい仲間と再会し一生記憶に残るこの日を楽しんでほしいと思いました。

  区長から新成人のお祝いの言葉は、投票権を持つことになる若者に向けて、民主主義や社会参加への理解うながすものでした。

 日本で最初に行われた選挙で投票ができたのは15円以上税金を納めている25歳以上の男性で100人に一人だった。それが10年後には10円以上に引き下げられ、投票できるのは50人に一人になった。その後多くの犠牲を払った大戦を経て、運動の成果もあって20歳以上の女性も選挙権を得た。しかし、投票できる壁が下がっていく毎に、投票率も低下していき、今では選挙に行くことを呼びかけるために多額の税金が使われている。自分は18歳、19歳の人たちが投票権を求めて運動したのを見たことがない。ただ与えられたものは、大切にされないことがある。しかし、自分たちがどういう社会をつくりたいか考え行動すること、それを考えず投票しないことによって起こる不利益も引き受けなければならないことを受け止めてほしいという話だったと思います。会場の新成人たちはそれをしっかり聞いていることが感じられました。これから一緒に社会をつくっていく仲間としての彼らを歓迎する言葉に共感しました。

私も若者の政治参加、子どものうちからのシチズンシップ教育を今年のテーマのひとつとしたいと思っています。大人の仲間入りをした皆さん、一緒に誰もが暮らしやすい幸せな社会を一緒につくっていきましょう。。