2019そね文子の挑戦【その4】ペットボトル削減作戦

マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題。元を断つにはプラスチックごみを減らすしかありません。中で多くを占めるペットボトルについても使用の削減が求められます。

日本で1年間に生産されるペットボトルは227億本、日本人ひとり当たりなんと180本です。あまりにも多すぎます。東京の荒川で一番多く見つかるゴミはペットボトル。使いすぎているペットボトルをどう減らすか。具体的な行動が必要です。

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3月の区議会予算特別委員会で私はこの問題をとりあげ、区役所で行われるさまざまな審議会などの委員席に配られるペットボトルの配布を中止するよう求めました。プラスチックごみの削減が重要課題として認識されてきた今だったら、区役所がペットボトルの配布をやめることは理解が得やすいはずです。

ヨーロッパの多くの国ではデポジット制度が導入されています。デポジット制度というのはペットボトルを販売するときに、価格に容器の値段を上乗せしお店に返却した時にお金が戻る仕組みです。これによってヨーロッパではリサイクル率ほぼ100%を達成しています。私は、この制度を国が導入するよう区から働きかけていくことにも取り組みたいと思います。

また自分の水筒「マイボトル」を持ち歩くことを広く促す方策として、水筒に水を補給できるよう、給水機を地域区民センターなどの区立施設に企業の協力を得て設置する取り組みも進めていきたいと考えています。

もし東京にマイボトルへの給水機を30台設置すれば年間30万本のペットボトルの使用削減につながると言われています。海のプラスチック汚染をこれ以上進行させないために、プラスチック削減に足元の自治体から取り組んで行くことを提案していきます。