我が家の気候危機対策 内窓設置体験
昨年4月に、我が家のほぼすべての窓に内窓を付けました。強い決意を持って報告した「衝撃のエコハウス体験」から3年が経過していました。そして迎えた初めての冬がそろそろ終わろうとしています。真冬の体感は、部屋の底冷えが無くなって、体が冷えから解放され、とても心地よく過ごしています。
以前、朝の外気温が0度の時、窓の温度を測ると7度でした。今、同じ気温の時に内窓の温度は13度でその違いは6度にもなります。朝、布団から出る辛さは半分以下になりました。外は冷たい風が吹いていても、昼に太陽が出ていれば、部屋はその光で温められ、夜もほとんど暖房を使わずに心地よく過ごせています。
お風呂場は冷え切り、ヒートショックが心配される状況でしたが、それがだいぶ緩和されました。
気になる値段ですが、大きな掃き出しの窓が2か所、中程度の窓が3か所、小さめの窓が3か所あり、全部で約80万円かかりました。そして東京都の助成金を20万円いただきました。杉並区の助成はタイミングが合わず使えませんでした。もし助成が使えていれば6万円ぐらいになったと思います。ガス代や電気代が3割、4割上がっている状況では、早くやるほどお得になります。
家族の反応ですが、夫は高いし電気代で元は取れないし、無駄遣いじゃないかと言っていましたが、今ではすっかり納得しています。息子も「母ちゃんは失敗が多いけど、これは本当に良かったよね」と言っています。築46年の我が家の壁にはほとんど断熱材は入っていないと予想されますが、窓だけでも大きな効果を実感できました。省エネになることは何よりですが、一番の実感は体への冷えの負担が軽減される心地よさです。
検討している皆さんには強くお勧めいたします。