区内の農地を残していく~そね文子の提案⑥~

   「NO YOUTH NO JAPAN」能條桃子さんと      1/31東京生活者ネット新春の集いで

生活者ネットワークは学校給食の無償化を提案しています。「食べることは生きること」だと考えているので、ぜひ実現させたい提案ですが、区が給食食材として区内農産物を持続可能な契約で買い支えることとセットで行ってほしいと考えます。

数か月前から献立を決め必要量を必ず供給してもらうという考え方を変え、気候状況に合わせて柔軟な対応をとることが必要かもしれません。課題はあっても、できる方法を考えたいと思います。

私は昨年1年間、成田西ふれあい農業公園で「農にふれあう講座」に参加し、土や野菜にふれる豊かな体験をすることができました。そのことについてはこちらに書きました。(たくさんの野菜に出会えた宝物の農業体験!

この公園の農業部門の運営を担っているNPO法人では、毎年講座の卒業生が輩出され、その人たちがサポーターやスタッフとなり、多くの区民の方々が関わることで公園が維持されています。この講座の修了者からは、就農する方まで出ているそうです。区内農地に後継者問題が出たときには、区が農地を借りてNPO法人が体験農園として運営することもできるのではないかと考えます。

昨年は議会で何度か援農ボランティアの提案を行い、区もその取り組みに力を入れることを表明しています。区民農園も体験農園も、農にふれ合う講座もいつも倍率は相当高いと聞いています。多くの区民が土や野菜に触れ、心も体も癒され健康になる、豊かな時間を持ってほしいと心から願います。そしてそれを体験した方々と農家の方々と一緒に、区全体ですべての農地を残すことに取り組んでいきたいと思っています。