都市のダウンサイジングと緑化 ~都議選の重点政策より~

 

右から練馬生活者ネットワークの柳井さん、杉並の浅賀さん、小松久子、そね

これは毎日、小松久子がまちで皆さんに訴えている政策のひとつですが、これが実現したらどんなにいいかと思いながら、チラシをくばっています。

大型公共工事を見直して不要なものは中止する。その分今ある設備をしっかりとメンテナンスすることに予算と人を使う。埼玉県八潮市で起きた下水道管の破損による道路の陥没事故、京都市で起きた水道管破損による道路の冠水は記憶に新しいことと思います。メンテナンスは本当に重要です。

住まいとしての超高層マンション建築を見直す。すでに横浜市や神戸では特定のエリアに、条例で事実上タワマンが立てられない規制が行われています。神戸市長はまちの中心部に廃墟化したタワマンがあって荒廃した神戸市をあの世から見たくないと言っています。

緑化もステキなキーワードです。杉並区内では水害対策として、善福寺川があふれるのを防ぐためとして、直径9メートル、長さ5.8キロにもなる巨大なトンネル型の調節池を造る計画を、東京都が住民の意見もきかずに進めています。工事期間は17年間、費用は1557億円と莫大で、17年間その調節池ができるまで水はまったく入れられないという計画で、毎年豪雨がやってくる昨今の状況で本当に有効な計画かどうか、見直しが必要です。

このようなグレーインフラに対して、私たちはグリーンインフラ、自然や緑の力を使って、雨水を地下に貯留し浸透させることで水害対策を行おうと提案しています。地下に巨大な建造物をつくるのではなく、コンクリートをはがし、農地を守り、公園を増やし、各家庭や建物の地下に貯留浸透のマスを入れるなどの提案です。緑化、グリーンインフラはそのまま気候危機対策であり、持続可能な環境づくりです。

皆さんも、緑が増えていく東京を、想像してみてください。ワクワクしませんか?

私も小松久子の演説に夢を見ながら、日々地域の方に政策をお届けし、共に都議選を迎える準備をしています。ぜひ、生活者ネットワークの政策を見てみてください。