幸福度が世界一低い日本の子どもたち

2012年1月23日 18時10分 | カテゴリー: 活動報告

他人との比較で評価されることの弊害

下高井戸にて原発都民投票街頭署名後に
下高井戸にて原発都民投票街頭署名後に
先日、尾木直樹さんの議員対象の講演会「子どもの危機をどう見るか」に参加しました。

日本の子どもの幸福度は世界一低い。中学生にとったアンケート調査を世界で比較すると、日本は「孤独感を感じる」という項目が特出して高く30%で下から2番目のアイスランドの3倍だったそう。日本の子どもの悲劇ということろから話は始まりました。

日本の教育は長いこと他者との比較で評価されていた。自分が学校にいたころを思い出すと成績表は相対評価でクラスの中で「5」が何%と決まっていた。根本的にクラスの友人達と競わされていたのです。常に誰かと比較され続けると子どもは自己肯定感が育たない。それが、日本で最高学府とされる東京大学でアンケートをとったところ、自己肯定感が低いと答える学生が70%以上になったという結果に表れている。自分にも思い当たるところが大いにあり、それが学校教育とそれをよしとする家庭での教育にあったということを実感し衝撃を受けました。

子どもは他人に迷惑をかけながら生きているもの。学校では他人に迷惑をかけないことを教えられるが、家でも学校と同じような価値観で教育をされると子どもは安心できる場がない。これも心から納得する話です。今でも他人に迷惑をかけてはいけないというのは常識として通り、ほとんどの人が疑問を抱かずに子ども達に言い聞かせているのではないでしょうか。迷惑をかけないようにいい子でいると自分のアイデンティティが確立できず、後でその子が苦しみ、結果回りも苦しむことになる。我が息子は現在6歳、今このことを聞けて本当に良かったと思います。

日本では子どもにどんな教育を受けさせるかは家庭の責任とされているが、教育は未来への投資です!すべての子どもに平等に教育の機会を保障することは国の未来を作ることです。日本の今の教育はオランダから40年、フィンランドから17年、中国、韓国、インドからも5〜6年遅れている。これら多くの国で教科書には総合学習が取り入れられ、社会から数学まで楽しみながら学べるように工夫され、質が高められているということ。他国の教科書を読んでみようと思いました。

子どもたちのことを本気で考えている尾木さん、この日は議員対象ということもあって短い時間に盛りだくさんの問題提起をしてくださいました。今後の課題をたくさんいただきました。私もこの課題から学び仕事に活かしたいと思います。