そこにいた16年の間に、同じ気持ちを持つ者どうしがネットワークを作り問題に取り組むことで様々な制度が良い方向にかわっていくことを体験しました。
その間、助産院での出産を経験。これは今まで相談を受ける側にいた自分が社会的弱者の立場に置かれる経験でした。助産院は命を本当に大切にするとはどういうことかを教えてくれる場所でした。子育てをする中で食べ物のことが気になり、そこから発展して原発の問題を知りました。子どもの食べ物を守るために原発を止めたい。そのための勉強会や活動を同じ気持ちを持つお母さん達でするようになりました。
その後活動の場を杉並に移し、NPOでヘルパーとして障がい者、産後のお母さん、高齢者の方々のお宅を訪問援助する機会を得ました。社会的に弱い立場にある人たちを大切にできる社会は誰にとっても住みよい社会です。私は誰もが人間として大切にされ、環境を大切にする区政を作ります。