たくさんの出会いをいただき、多くの方たちに支えられた選挙でした。宣伝カーの中から、また遊説で福祉の政策を訴えてきました。区内各所を回るときに力をくれたのは、これまでヘルパーとしてご縁をいただいてきた利用者の方々の存在でした。ここにはMさんが居るなあ、ここはCさんとよく通った道だなあ、そんな場所に来るたびに元気がでて、「今私はあなたの存在に支えられていますよ、ありがとうございます」そんな気持ちでマイクを持って語りかけていました。
駅前で政策を訴えていたときに駆け寄って来てくれた、今まで一緒におでかけしていたSくん。私の声を聞いて家から赤ちゃんを抱いて出てきてくれた、これまでケアに入っていたお母さん。懐かしくて演説中に思わず声が詰まってしまったこともありました。
今回は補欠選挙だったため、生活者ネットワークの現職・元職の都議や世田谷区議の方々も入れ替わり立ち代り駆けつけては、選挙カーに乗ってくださいました。先輩たちがマイクを通して語る、これまで積み上げてきた実績、調査、政策提案の話のすばらしさに聞き入ってしまうことがありました。その皆さんからアドバイスをいただき励ましていただいたことが大きな力になりました。保坂のぶとさんからも同じように力をいただきました。
そして、いつも一緒だよ、がんばろうね、と言ってくれた友人たち。応援ライブを開いてくれて、そこでの縁が大きく広がって、新しく出会った方たちがたくさん助けてくれました。新たに出会えた多くの方々に力強く支えていただき選挙戦を最後までがんばることができました。
私は人には誰にでも大きな力があると思います。大切なのは関心を持つこと。
選挙では、これまで苦手だった伝えること、お願いすること、目立つことが全部必要でした。小中学校から飼育係、園芸係りなどを好んでやっているような、目立つことはしない性格だったのに。
6月5日に出馬を決めてから1か月ちょっと、私にとってはスタートしたばかりの活動です。これから出会う人、とくに困っている人に対して、先ずはちゃんと話を聞くよ、一緒に悩むよという気持ちを伝えること。その状況を分析しどうすればいいか解決方法を考えていく力、周りに伝えていく力を自分の中に育てていきたいと思っています。