私はこの活動に全力を注ぎこもうと決意し、これまでは署名を集める受任者を募集するため街頭で呼びかけをしてきました。この活動で、東京各地で請求代表者や受任者になった方たちとたくさん知り合いました。
新宿での呼びかけを行ったとき、私たちの訴えを聞いて急遽活動に加わってくださった方がいました。彼は福島県浪江町の出身で、津波で家が流され両親を亡くされたとのこと。家があったのは原発から10キロ圏内で茨城県に避難していたが今月から東京で働くことになり、こちらに住まいも移すことにしたそうです。原発は絶対になくさなければという強い思いで街頭での呼びかけに加わり、マイクをもって、現実に故郷を失うという大きな被害を受けた立場から心打つ訴えをしました。
また投票権はないけれど、原発のリスクはこれからの人生が長い僕たちが多く受けることになると参加してくれた中学生のTくんにも会いました。彼もマイクを持って「僕は子どもだから投票権がありません。でも原発の被害は僕たちが多く受けるんです。大人の人は責任をとってください。チラシを受け取ってください。」と訴えました。
投票権がなくてもちゃんと考えている子はたくさんいます。あの原発事故の後何をしていたの?と将来言われないために、大人は責任を持って考えなければと改めて思いました。
10日の初日には荻窪駅南口で街頭署名を行い多くの方が署名をしてくれました。
これから杉並区内でも各所で呼びかけを行いますので、ぜひそちらにも参加していただければと思います。スケジュールはこちらで確認できます。
またmixiやfacebookのページもできてます。