HPVワクチン薬害 被害者の今の声
2月5日参議院議員会館で「ーHPVワクチンー知ってください!私たちの今」院内集会が開催されました。
挨拶に立った金澤さんは看護師になりたかった、だから医療を信頼して子宮頸がんを防げるというワクチンを受けた。そして、多くの副反応症状が起き、夢をあきらめざるを得なかったことを話されました。
経験談を話された森さんは、200mlのお茶のパックも持てないほど力がなくなっていたそう。文字が書けない、読めない、視力、聴覚、嗅覚に影響が出たり、急に失神したり痙攣したり、そんな中テレビやネットでは嘘つき呼ばわりされていて、医者にも友達にも信じてもらえないことが何より辛かったと。だから眼科で右目を失明していると言われたとき、母は隣で号泣していたけれど、自分はもう嘘つきと言われなくて済むと本当にうれしかったと語ってく
れました。
接種を受けた10代前半から7年もの間、彼女たちは症状の苦しみだけでなく、社会からなかったことにされようとする苦しみ、そして信じてもらえない苦しみとも戦ってきました。そんな彼女たちは、自分たちと同じような苦しみを広げたくないとも語ってくれました。
今もこの副反応の治療法は確立されていません。支援体制もなく、学校を卒業した後、就職することもできないでいます。彼女たちが元のように元気な体に戻れるまで、接種再開はあり得ないのではないでしょうか。
昨日は多くの国会議員も参加され、涙ながらにこれから一緒に解決に向かって行動すると誓ってくれました。党派を超えてこの問題を知り、国によって支援策がとられることを切に願います。