食の探求 ミートフリーの食事

大豆ミートミンチタイプで作ったミートソーススパゲティ

議員になる前、ミートフリーの食事をしていた時期がありました。大谷ゆみこさんが主宰する泊りがけの雑穀料理教室に参加し、我が家で講師の方に来てもらって料理教室をやったこともありました。精肉1キロ当たり餌として必要になる穀物量は牛肉25kg、豚肉4,8kg、鳥肉3,9kg、人間が肉を食べないで穀物を食べれば、飢えに苦しむ人はいなくなると思って、自分なりに探求していたのです。

 

でも、議員になって、いろんな方と食事をする機会が増えたこと、保育園の給食では肉を食べている息子に「お肉をたべたい」と言われ、忙しくて生活を回すのがやっとの状況で肉無しと肉入りの2種類用意するのは無理だったので、お肉、魚を使った食事に切り替えました。

 

それが、新型コロナで会食をする機会がほぼゼロになったため、再びミートフリーの食事を始めました。でも中学生で育ちざかりの息子がそんな食事を許容することはなく、2種類用意しています。それに大いに役立っているのが大豆ミートです。まず大豆ミートを使って普通におかずをつくり、最後に息子の分だけ本物のお肉を追加するという方法で、試行錯誤の後に、それほど手間をかけずに用意できるようになりました。

 

驚いたことは、同じように考える人が多かったのか、大豆ミートの利用がここのところ5から6倍に増えているそうです。少し前からドトールやモスバーガーでも大豆ミートのハンバーガーが売り出されるようになりましたね。もちろん両方試してみましたよ。

 

最近はいろんなお豆を買い込んで、それを数日水につけて発芽させて楽しんだりもしています。冬は水が悪くなりにくく、発芽に時間がかかるので、数日放置しても大丈夫と、かなりずぼらにやっていますが、芽が出たときは生命の力に感激します。

 

ブラジルの熱帯雨林が家畜を飼うために焼かれているというニュースには胸を痛めています。それに対抗するために、気候危機対策としても、楽しく探求を続けたいと思っています。

緑豆から少し芽がでているのがわかりますか?もっと日がたつと「もやし」になります