本年もよろしくお願いいたします!

昨年は新型コロナウイルスに世界が翻弄された一年でした。学校や保育園、学童などの子どもの居場所が休みになったことで、これまで影に隠れていたDVや虐待がひどくなり表面化しました。非正規労働者が職を失っても十分な補償がなく、女性や若者の自死が増えたことも深刻です。高齢者が外出を控え、認知機能や体力が低下し続け、孤立することも防がなくてはと思います。

そんな中、中止したイベントや学習会もありましたが、仲間と区内各所でコロナ対策をして小さなお茶会を開催することができました。それぞれが抱えていた思いを口にし、近所での助け合いの大切さ、それをどうやってつくっていくかを話し合えたことには希望が見えました。菅首相の言った自助、共助、公助を決して肯定するものではありませんが、公助を要請しつつ、市民ひとりひとりに力があり、つながって多様性を認め合うまちづくりをすすめたいと思います。

また、昨年は世界的な課題である気候危機やプラスチックの海洋汚染についても議会で質問し、学習会を行い取り組みました。今年はその取り組みを、多くの人と共にさらに進めたいと思います。

長くかかわってきたHPVワクチン副反応被害の問題は議員仲間に情報提供を行い、各地域で接種が進まないようはたらきかけました。

どんなにひどい状況にあっても問題を直視し、希望を見つけ、多くのなかまと解決に向けて動く、そんな年にしたいと思います。

そして今年は都議選があり、小松久子がチャレンジします。都議選を多くの人の話を聞く機会とし、その声を再び都政に届けるために力を尽くします。

本年もどうぞよろしくお願いします。