コロナ過、都立高校の対応は教育格差の拡大!

 緊急事態宣言が4月25日に出され、それが1回延長され現在は5月31日までとなっていますが、されに延長されるのではと言われています。

これを受け都立高校は分散登校となりましたが、4月30日、5月6日、7日は全学年が休みとなりました。都立高校1年に在籍する息子は4月5月と合わせ、18日間が休みになりました。その間、オンライン授業は一切ありませんでした。課題が少しは出ているようですが、どうやって勉強していいかわからない様子です。

 

そんな状況で5月中旬には4日間の定期考査がありました。定期考査前に範囲を終わらせるためにすごいスピードで授業が行われ、内容がさっぱりわからなかったと言っている日もありました。杉並区内では小中学校が休みになっていることはありません。

 

なぜ、都立高校は多くの時間が休みにされ、昨年の一斉休業から1年以上がたっているのにオンラインなどを利用した対応がとられないのでしょうか。東京都の教育委員会が高校生は遠くから通うから分散登校にして社会の密を避けるとのことですが、それは東京都の要請であり、まったく子どもの立場にたった判断ではありません。報道では休みになった日はオンラインで対応するとありましたが、まったくオンラインで授業がされていないのはどういうことでしょうか。5月23日の東京新聞の記事では調査の結果、通信環境が整っている高校は87校、未整備の学校が168校であったとのことです。東京都がオンラインで対応すると決めたなら、学校任せにせず責任をもって専門家のサポートを入れるなどして学校を支援し、学校間の格差を埋めるべきです。

 

民間の保険会社が文部科学省の「28年度子供の学習費調査」をもとに作った資料を見ると、公立高校は親の年収が800万円以上の割合が29%に対して私立高校は50%で、親の年収による教育格差は明らかな状況です。私立高校は学校を休ませてもオンラインで対応している中、都立高校では子どもの学習機会が奪われており、教育の格差を拡大させていることは大きな問題です。それが問題として取り上げられていないのはどういうことなのか。

 

このような声を取り上げてくれる都議が必要だと切実に感じています。