2022年 年頭にあたって

近所の和田堀公園、ひょうたん池で

新年、あけましておめでとうございます。

新しい年が、地球にすむすべての人と生き物たちにとってより良い年になることを心から願います。

 

2021年も新型コロナウイルスに世界が翻弄された年でした。

感染され大変な思いをされた方にお見舞い申し上げます。お亡くなりになった方々に心からご冥福をお祈りいたします。

また、それによって仕事を失ったり、収入が減り、生活が困難になった方々など、すべての方の生活やそのほかのことが改善されることを願います。

そして、自分にできることに精いっぱい取り組んでいこうと改めて思います。

 

私事ではありますが、コロナ過で誰かと食事をする機会がほぼなくなったのを機にベジタリアンになりました。基本的に肉、魚貝類、卵をいただかないスタイルです。

理由は複数ありますが、一つ上げれば気候危機に対して本気で行動している若者たちが、ヴィーガンやベジタリアンになっているという現実を見て、自分は50歳になるまで食べていたのだから、もういいかと思いました。

それによって思いがけず体験することになったのは、自分が食事の点ではマイノリティになったということでした。まず、カミングアウトするのに勇気がいりました。マジョリティの人の何気ない一言に、引っかかることがあること。普通でないことの生きにくさなど。食事において、日本は多様性を受け入れる社会にはなっていないということも実感しました。多くの面においてマジョリティであった自分の中にある無配慮に気づく機会になっています。

 

今年の目標は、自分を整え、心の余裕を持って多くの人たちと社会に良い変化を起こすために行動していくことです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。