家庭で始めるごみ循環 その②

2010年11月2日 10時57分 | カテゴリー: ごみとリサイクル

手軽にできるダンボールコンポスト

2007年に杉並区のアパートに引越し、出産と育児で忙しく、またボカシで作った堆肥を持っていく先も近くに無くなったため、生ごみでの堆肥づくりは一時停止していました。

再び始めたのは夫の家族と一緒に住むために、小さいながらも庭のある今の家にひっこしてからでした。今度は庭にコンポストを置けるので、生ゴミを直接土に返す方法にしました。

コンポストでの堆肥化の方法はごく単純です。庭にごみ出し用のポリバケツをひっくり返したようなコンポストを設置し、上から生ごみを入れ、それが見えなくなるまで土をかけ、また生ごみをその上に入れ、土をかけていくという方法です。コンポストがいっぱいになると、下のほうについている窓から古い中身を取り出し、そうしてできた上の空間にまた生ごみを入れていくという具合で、実に良くできているのです。これだと土さえあれば、他のものはいっさいいりませんので、コンポストを一回買ってしまえば他にお金はかかりません。購入には区の助成も受けられます。

コンポストの中にはミミズが見られるようになったり、生ごみの中に種が混じっていて、ふたを開けると何かの芽がいっぱい出ていた、という楽しいこともありました。3週間もすると、生ごみをふかふかのすばらしい土に変えてくれるという、土のすごさも実感しました。かなり満足していたのですが、キッチンのある2階から生ごみを運ぶのがちょっと遠いのと、雨が降っているときはできない(傘をさして作業するのは大変)、という難点がありました。

そして最近出会ったのがダンボールコンポストです。用意するものは、ダンボール箱、園芸用のピートモスともみ殻くん炭(園芸用品店ですぐ手にはいります)、風通しの良い台(これも園芸用品店で無料でもらえます)、古Tシャツで作ったカバー、移植ゴテ、温度計です。ピートモスともみ殻くん炭を入れたダンボールの中に生ごみを入れ、それをかき回し置いておくと、発酵して生ごみがどんどん堆肥に変わっていくという方法です。(詳しくはこちら

これだとベランダに置けるので、キッチンからすぐですし、濡れないように置き場所を工夫すれば,雨が降っても大丈夫なのでとても都合がいいです。ダンボールに生ごみを入れ、発酵が進むと中身は温かくなっていました。「この子生きている!かわいい」と思いました。それからはご飯をあげるように、生ごみを入れては、時には息子と一緒にかき回しています。約3ヶ月後にダンボールがいっぱいになると、そのまま寝かして1ヶ月で熟成が完了。その堆肥をちいさな畑で使うのが今からとても楽しみです。