物価高への対応として「給食費」「生理用品」教育長に要望

区議会の会派「いのち・平和クラブ」は6月6日、物価高の現状における子育て世帯の負担を軽減するため、杉並区教育長に対し「給食費の値上げ分を保護者負担とせず区の負担とすること」「全校のトイレ個室に生理用品を置くこと」を求める下のような要望書を提出しました。

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要望書

 

昨今の円安、ロシアによるウクライナ侵攻、原油高による輸送費の高騰などいくつもの要因によって、食料品の高騰が続いています。当然給食の食材費も高騰しています。それに対応するため杉並区もこの4月から給食食材費を値上げし、それを保護者負担としましたが、他区では値上げ分を自治体で負担しているところもあります。義務教育は無償であるべきで、給食費も公費負担すべきものと考えますが、まずは今回の食材費の高騰に対する値上げ分を自治体負担としていただきたいと考えます。

また、厚労省が行った調査で8.7%が生理用品の購入に苦労したことがあると答え「生理の貧困問題」がクローズアップされました。多くの自治体に学校のトイレに生理用品を置いて、必要な生徒が無料で使えるようにする動きが広がっています。トイレットペーパーが無料で提供されていることと同様の考え方で、生理用品も必要な人が使えるよう学校トイレの各個室に置いていただきたいと考えます。

以上のことから、以下要望します。

一、この間の物価高騰による給食食材費の値上げ分を保護者負担から区負担とすること

一、生理用品を必要な生徒が無料で使えるよう、学校トイレの各個室に生理用品を置くこと

以上