日本語学習支援ボランティアの学び

この日のアイスブレークでは今はまっているものを紹介。私がはまっているのは教えてもらっている野菜作り、とても楽しいです!

以前議会で、日本語ボランティア養成講座を行って外国人と区民の交流を深めのための取り組みを提案しました。それが実現され、10月から「日本語学習支援ボランティア養成講座」が始まりました。

私自身も参加させていただくことになりましたが、たくさんの申し込みがあって抽選で30人が選ばれたそうで、頑張らなければと思っています。

1回目の授業はこの養成講座全体をコーディネートされている、アクラス日本語教育研究所代表の嶋田和子先生の講座でした。議会中のため残念ながら欠席せざるをえず動画で視聴させていただきました。

授業を視聴し、まず初めに外国人は一緒に社会を創る仲間、そのように考えてずっとやってきたとの話に感激しました。日本語学習支援はいつはじめてもいい。ご自身も最初から専門にやってきたのではなく、専業主婦を経てこの道に入られたそう。主婦業、母親業、父親業、地域との関わり、人生の全てが生きるのが日本語教育の支援ですという言葉は、すべての人の人生を肯定しエンパワーするエネルギーに溢れていました。先生の今興味があることは介護の日本語と子どもの日本語だそうで、この講座も卒業後は受講生の皆さんと外国につながりのある小学生の日本語支援を行うことになります。

クラスの皆さんとつながること、ワクワクすることを共有し、同じ方向を向いて仲間として楽しくやっていく、そんなクラスの運営方針で、これからが本当に楽しみです。

講座では子どもたちに対する向き合い方、対話を重視し「共に考える」ことに重点を置くこと、臨機応変な対応力をやしなうことなどの話があり、外国人を取り巻く状況を学びました。

私は以前、留学生を支援する団体で働いていましたが、留学生の学びだけでなく生活全般に関わっていました。少しの間ですが同じ寮で生活し、実は結婚式まで挙げてもらい、16年間を過ごしました。そこの大原則は日本人と外国人の関係は対等な友人というものでした。そんな背景もあって、嶋田先生の考えにとても共感しました。今、受講生の方たちと共に学び、子どもたちと出会う日をとても楽しみにしています。